母乳神話が善なのか

良好な母子関係のための母乳育児が良いという考えかたもあります。新生児のそばに常に母親が存在し、生後数ヶ月の母乳生活で、母子関係が深くなっていくというものです。これは観念の一つであり、絶対的な価値観ではないでしょう。

ミルクで育てたとしても、母子関係が良好な場合も少なくありませんし、ミルクがダメという考え方も偏った見方です。その家庭においての価値観として、良好で深い母子関係のための授乳というものであり、それが良いという方にとって、授乳そのものが絶対ということです。

傍目から見て、授乳している母子の姿はこころが和むものであり、自然な形といえるでしょう。ミルクがない時代にはあたりまえの姿とされているものですが、それに対して嫌悪感がある方もいらっしゃいます。しかし、昔も母乳が出ない女性も存在していました。昔は質の良いミルクもなく、母乳がベストと言われた時代が長かったこともあり、母乳神話が当然と言われていました。

そして、現代では母乳でもミルクでも子供がきちんと成長していくのなら、どちらでも良いと言う柔軟な考え方も間違いではなく、母乳育児はしたい人がすれば良いというのが一般論となっています。が、以前母乳神話も根強く残っているのが現状です。